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May 27, 2005

ピアノ

  ツアーめぐり後半戦が終了。あとは東京の2ステージとなった。といっても高知では6月も毎週「あさきゆめみし」2ステージだからまだまだ帯はほどけない。
 大阪のピアノはやっぱり良かった。私は音のことにとんとうといから、自分が好きな音はこれ!という提示がなかなかできず、何曲か弾いてみて問題なければ大体オッケイなのだが、その中でも弾いていてどんどんピアノの内部に引っ張られてゆくような気持ちの良い感覚になる楽器がある。その一つがバナナホールのピアノだ。もう一つはいつもレコーディングをするスタジオのベーゼン。歌小屋のピアノはもう私の一部のようなもの。
 私は全然職人肌ではない。機械にうといしめんどくさい。でも技を持つ職人さんのお話を聞いたり見たりするのは大好きだ。そのお金儲けとかけ離れたところにある情熱には自分の音楽に対する情熱と近いものを感じる。最近母が買ってきてくれた「スタンウェイ戦争」という本を読んでいる。面白い。コンサートチューナー(アーティストのコンサートやレコーディングでピアノを整備する調律師)さんのノンフィクションのお話である。ピアノやクラッシックのことを専門的に知らない私でも読みやすい文章でそそる。もうひとつピアノの本で好きなのは「パリ左岸のピアノ工房」。これは歌小屋のピアノ弾きの女性の勧めで読んだ初めてのピアノの本。夢中になって読んだ。楽器という生ものとそれと付き合う技術者とピアノが大好きな男の人の話。これもノンフィクション。
 クラッシックもジャズも一曲も弾けないけど、自分なりにピアノと対話して私は歌う。どこへいっても初めてのピアノに最初に触れる瞬間というのはドキドキとワクワクの気分だ。いい楽器であることにこしたことはないけれど、たとえボロボロの楽器でも最高のライヴができるような私になりたいな。

May 27, 2005 in ウェブログ・ココログ関連 | | Comments (10) | TrackBack

May 19, 2005

ログイン?

先日スタッフからここのコメントを自宅のパソコンからそのまま貼り付けてください、という要請が出て、(その方が臨場感があるとかいう変な理由で)さっきからわうわうの自分のコメントの所を開いてやろうとしているけれど、全然分からない。「サイトにログインしてテキスト貼り付けるだけです。」と言われても「ログイン」って何。どこにも書いていないじゃないか。ああわからない。後一分でツアーの後半戦に出なくてはいけないのに。先週は松山と福岡と高松だった。今週は名古屋と大阪。先週のライヴは三本ともそれぞれ違った味わいで楽しかった。お客さんはどうだったろうか。お客さんに楽しんでもらえるようにお客さんの倍くらい私が楽しまないとね。手を引いて。名古屋と大阪は去年と同じところなのでちょっと安心。(福岡も同じ所だった)特に大阪のバナナホールのピアノをもう一度弾きたいと思っていたので、ピアノ弾きはなかなかピアノを選べないのでしっくりくるピアノに出会うととても嬉しい。ああ、もう三分も過ぎてしまった。どうやってこのコメントをここに載せるのだろうか。もうちょっと頑張ってみます。

追記 半分あきらめながら適当につついていたら貼り付けられました。でも次もできるかしら。それではツアー後半戦行ってきます。

May 19, 2005 in グルメ・クッキング | | Comments (14) | TrackBack

May 10, 2005

「スリリングナイト」

私はトーキョーが好きではない。好きではないが「嫌いだ嫌いだ」と主張するつもりは無い。私なら好きで住んでる場所(高知)を誰かに「よくないよくない」と言われるといい気分はしないから。私と仕事をしている人たちは全員トーキョーに住んでいるからね。だから取材などで「トーキョーお嫌いだそうですね」などとあからさまに問われると戸惑う。嫌いだ嫌いだと言えるほどの興味を持っていないというのが一番正しい返答になる。
先日NHKの近くのホテルに宿泊していて晩御飯を食べるのに「静かで落ち着いた場所はないか」と聞くと古い民家を改造したおでん屋さんを教えてもらった。小さくて古くていいお店だった。しかし金曜の渋谷のど真ん中。行く道帰り道はすごかった。ラブホテル街の中にライヴハウスやクラブがたくさんある。高地ではラブホテル街はラヴホテル街なのに。恐そうな人がたくさん居た。食べ終わって帰る途中忘れ物をしたことに気が付き店へ戻ったが途中で迷子になってしまい、一時間ほどその近辺を歩き回った。この夜のことは「スリリングナイト」と名づけた。
無事店を発見し忘れ物をとりホテルへはなるべく人通りの少ない静かな道を帰った。繁華街を抜けるとすぐに寒さが襲ってきた。街が人の熱気で温かかったのだということを発見した。

May 10, 2005 | | Comments (5) | TrackBack